ロックのほそ道@郡山市民文化センター 2012/8/15 [スピッツ]
こんにちは。
昨日帰省先から戻りました。
仙台も、関東ほどではありませんがやはり暑かったです。
帰省中は、
8/15に行われたスピッツ主催のライブイベント「ロックの細道」と、
8/19のap bank fes 2012 みちのく
に参加しました。
今回は8/15「ロックのほそ道」についての記事です。
これは毎年恒例となっている仙台のイベントですが、
今年は仙台以外の会場でも初めて開催されました。
今更な感じのレポですが忘備録代わりに書いておきます。
ライブ開始は18:30でしたが、
当日はお盆ということもあり帰省ラッシュが予想されたため、
お昼過ぎに早めに家を出て高速バスのりばへ向かいました。
新幹線に乗れば渋滞とは無縁ですが、
往復で乗るとチケット代以上の出費になってしまいます。
ここは時間がかかってもお安い高速バスを選択。
予想通り、福島トンネルを先頭に14キロの渋滞との案内。
13時過ぎのバスに乗ればいくらなんでも開演までには着くだろうと、
お安くなる往復回数券を購入して郡山行きの高速バスに乗り込みました。
予定より40分ほど遅れて郡山に到着。
郡山駅前は駅ビルの中も賑わっていて普通の地方都市な感じでしたが、
街角には何か所か線量計が設置されていて現実に引き戻される。
グッズはペットボトルホルダーを購入。
カラビナでベルトにひっかけるタイプで、
ボトルをつける部分はメタリックなエメラルドグリーンで、なかなかカワイイです。
19日のap bank fesにて早速活躍しました。
席は結構前(10列以内)の好位置。
やっぱり前の方は盛り上げ役だと思うので、
最初から最後まで盛り上がって見てました。
いよいよ開演するとトップバッターは
サンボマスター
「こんばんは!サンボマスターです!
今日は郡山に、スピッツ先輩に呼ばれてロックンロールしに来ることができました!」
福島県はボーカル山口さんの地元。
しかしライブハウスメインのサンボマスターは結構アウェーな感じかも…
と、いう自覚はやはりサンボマスターの皆さんにもあったようで、
冒頭のMCから間髪入れず、一曲目は盛り上げ曲「世界をかえさせておくれよ」。
「いろはす」のCMソングにもなっていた曲です。
「あれー・・このイベントってこんなうるさいのかしら?
こんなうるさいの聴きに来たんじゃないって思ってる人・・いそうですね?
でもよ、郡山こんなもんですか?郡山こんなもんじゃねえだろ?
次の曲はカバーなんだけど、ここで歌うことに意味があるんだよ!」
と、山口さん自身がヴォーカルを務める猪苗代湖ズの
「I love you & I need you ふくしま」。
最後のふくしまコールは地元だけあってとても盛り上がりました!
次は
「I love youって日本語でなんていうか知ってっか?
愛してる。でもねえ、好きです。でもねえんだ、
あなたのことしか考えられないだよ!!」
と、前曲とは打って変わってしっとりしたアコースティックなナンバー。
その後は新曲「ロックンロールイズノットデッド」
など、熱い演奏を披露し、しっかりと盛り上げてくれました。
最後、
「今日は8月15日、終戦記念日だ。
最後にみんなでラブ&ピースやってくれるか!?」
と、ラブ&ピースコールで締めました。
次の出演者は
SPECIAL OTHERS
。
ジャムロックバンドで、曲のみで歌詞はほとんどありません。
フェスなどで人気があります。
メンバーの皆さん4人全員ヒゲを生やしておられて、
楽器も向かい合って半円を描くように配置しているのが印象的でした。
穴の開いたドラムのシンバルや、キーボードの後方のアンプの上にあった、
透明の箱の中で何かがぐるぐる回っている機材など、
見たことのない楽器や機材にも興味津々。
「今日は呼んでいただいてありがとうございます。
僕たちはほとんど歌わないバンドです。
こうやって話してる時点で、
もう嫌な予感がしてる方もいると思いますが、
しゃべりも得意じゃないので・・
前のサンボマスターとか、
そういうポジティブなキャラクターのメンバーが一人もいなんですよね。
でもポジティブじゃないからダメではないってことで!」
楽曲は少し予習はしていきましたが、
実際にライブで聴くと独特のグルーヴ感が心地よかったです。
一曲が長いのですが途中で飽きるとかは全然なかったです。
ライブハウスでお酒片手に聴いたら最高でしょうね~
そして3番手は・・
Superfly!!
まさか生で見る日が来るとは!
つい先日、オリンピックの番組でトータス松本さんと
「STARS」生中継で歌っているのを見たばっかりなんですが!!
その人が・・目の前で歌ってますよ~~・・「Hi-Five」を・・
志帆さんも手を叩いたり、ステップを踏んだりで盛り上げ上手!
会場も盛り上がってますよ!!
衣装は、青いシンプルなつなぎみたいな服の上に、
三角折りにした美しい大判スカーフを巻いて、背中で結んでいました。
志帆さんだから似合うファッションだなあと思いました。
身長、意外と小柄なんだぁ・・
歌声がパワフルなので、大きく感じますね。
「今日は素敵なイベントに呼んでいただいてありがとうございます。
実は、福島でライブをするのは今日が初めてなんです!
会場の皆さんもすごく温かくて、今日ここでライブができて本当に嬉しいです!」
新曲「輝く月のように」も熱唱、
大切な人への感謝の気持ちを歌った曲だそうです。
最後は「タマシイレボリューション」で盛り上がりも最高潮に。
あっという間に約40分の出番が終了。
さて最後はもちろんスピッツ
一曲目は初期のナンバー「海とピンク」
夏のフェスやイベントではたまに演奏されています。
受け取り方によっては結構、きわどい歌詞です
次はファンクラブのライブ、
通称「ゴースカ」でもリクエストの多かった
「三日月ロック その3」。
その1とその2も作られたらしいですが、未発表。
どんな曲だったのでしょうか?
「こんばんは、スピッツです。
やっと郡山に来ることができました!
福島県は、会津にはなぜか2度来てるんですけどね・・・」
はい、いろいろありましたね・・
この市民文化センターも、震災で被害を受けて長期間の休館を余儀なくされ、
予定されていたスピッツのライブも中止され、
会津に会場が変更になった経緯があります。
そのため、今回こうして郡山での開催も決まったようです。
「お盆の忙しい時間を割いて来ていただいてありがとうございます。
サンボ、スペアザ、Superflyとね・・もう自分は満足だね・・(会場笑)
スピッツはデザート的な感じで楽しんでいただければと」
次の「スパイダー」は2番冒頭で盛大に歌詞飛び。
草野さんの歌詞飛ばしはたまにありますが、
あれほど飛ばすのは珍しいです。
スピッツはCDにカラオケバージョンは決して入れませんが、
少しだけ歌なしの演奏を聴くことができました(笑)
草野さんは、後のMCで飛ばした部分を弾き語りでさらっと
「こうでしたね」と歌ってくれました。
「せっかくこういうイベントなので、ゲストを呼んでみようと思います。
Superflyの志帆さん!」
えええ!?
もしかしたらやってくれないかな~・・・・と淡く期待していたアレを・・
テレビで秦さんとKiroroの金城さんとコラボしていたあれを・・
本当にやってくれるかも!?
「以前、音楽番組でSuperflyさんが楓をカバーしてくれていて、
すごくよかったので、今日は一緒にやってみようと思います。」
ぎゃー!本当にやってくれるの!?うれしすぎる!!
ステージに再度登場した志帆さん、
草野さんに「大丈夫ですか?」と聞かれて
「ハイ!大丈夫です!・・・ハイッ!」
と、緊張気味。
「Superflyさんの歌声はね、何というか・・ツボを押される感じなんですよね!
マッサージ屋さんに行って、あーそこそこ!っていうツボをちょうど押してくれる感じ」
と草野さん。
相変わらず例えが独特です!
てな訳で、本当に生で聴いてきました!!
スピッツとSuperflyの「楓」
いやもう言い過ぎと言われてもいいです!
私にはまるで天上の調べに聴こえました
スピッツの演奏で、
1番が志帆さんメイン、草野さんがハモり
2番が草野さんメイン、志帆さんハモり
最後のサビ繰り返しは交互にメインとハモり
だったと思います。
椎名林檎さんや平井堅さんとの楽曲でも感じたのですが、
草野さんの声は他の方と歌うと、
お一人で歌うときには感じられない違った表情を見せて、
それでいてお互いの歌声を引き立て合うような不思議な歌声だと思います。
志帆さんももちろんしっとりと伸びやかに歌い上げていて、
本当に滅多にない機会を聴くことができて良かったです。
Superflyが終わったらすぐ帰ってしまった、
ファンと思われる方がいましたが、
超もったいない
楓のあと
「はい、またスピッツだけになりますが。
や~、もう素晴らしい歌声で・・余韻に浸っていたいですけど・・・
こないだSuperflyさんとトータス松本くんがテレビで歌っていたから、
それも練習してくればよかったね。」
・・実現したらどんな感じになっていたでしょうね
スピッツ単体に戻ってからの1曲目は、
打ち込みから始まり、サビまで草野さんのアコギ1本で演奏、
サビで一気にバンドサウンドに変わるライブバージョンの
「運命の人」。
4月のゴースカからさらにバージョンアップしていたように思います。
「8823」ではベースの田村さんが
ステージ脇のスピーカーを乗り越え、
ステージの一番端のほうへ。
お客さんの帽子を取って自分が被り、
また返したりと、いつも通りの暴れっぷり。
最後はベースをステージ床に置いて戻ってしまったので、
スタッフさんが回収していました(笑)
アンコールは「けもの道」「魔法のコトバ」
メンバー紹介時のMC
田村さん「皆さん、アイラブユーの意味を知っていますか?
・・・僕は今日初めて知りました。ベース田村でした。」(会場爆笑)
クジさん「今日はままどおるとエキソンパイと薄皮饅頭を買って帰ります」
全部福島の銘菓ですね
﨑山さん「今日はとても楽しかったです。ありがとうございました!」
お辞儀の時にシンバルに頭をぶつけるいつものパフォーマンスは健在(笑)
三輪さん「今日はここに来れてよかったです。
また絶対来ます。今日はありがとうございました!」
草野さん「ロックのほそ道ということで・・、道は細いけど長く続けて行きたいです。
その道を通ってまた会いに行きます。・・・俺今いいこと言った?」
会場を出たらもう22時目前。
出演者の合間の機材の入れ替えなどにかかる時間は10~15分ほどと、
スピーディーな部類だと思うのですが、それでも押した感じ。
日帰りの人は終電乗れたのだろうか。
細道と銘打ってるだけあって、
これからは仙台とその他の東北のどこか、
という形の開催になるかもしれませんね。
仙台駅東口は再開発されるということで、
既に東口の一部の建物は取り壊され、
zepp sendaiも囲いで覆われて見えない状態でした。
駅から直結という恐らく日本一アクセスのいいライブハウス、
かつ東北で一番大規模なライブハウスだったので、
また同じような場所にライブハウスができて欲しいな。
ライブお疲れさまです。今回もかなり盛り上がったみたいですね!
スピッツが演奏されたという曲目は見事に自分の好きな曲ばかりなので
是非とも生で聴いてみたかったです。
スパイダーは定番曲なのに歌詞を飛ばしてしまうのは珍しいですね。
それもまた是非聴いてみたかったです(笑)。
詳細なレポート、ありがとうございました。
by レム (2012-08-22 15:49)
☆レムさん、いつもご訪問ありがとうございます。
ブラウザの相性が悪いのか、最近ブログの入力画面がおかしくて、見づらい記事で申し訳ありません。
セットリストは書くと大変長くなるので、
次の記事にアップしたいと思います。
☆shin.sionさん、nice!ありがとうございます。
by ゆみっさ (2012-08-22 23:47)
終戦記念日は郡山でライブを楽しまれたのですね。
豪華メンバーで貴重な曲も聴く事が出来て
最高のライブだったのではないでしょうか?
>街角には何か所か線量計が設置されていて
現実に引き戻される。
との記述に心が痛みます。
by 青い鳥 (2012-08-23 08:29)
スピッツとSuperflyの楓!すごい!
Superflyはファンクラブに入っていて、秋のツアーも
見に行く予定です(^-^)/
by マチャ (2012-08-23 11:17)
☆青い鳥さん、いつもありがとうございます。
線量計はソーラーパネルのような形で、
下の方に電光掲示で数字が出ていたので、
何か発電でもしているのかと思ったのですが、
電光掲示は線量の表示でした。
やはり、関東に比べるとちょっと高めでしたね。
もっと広範囲に、さらなる除染もしてもいいと思うのですが・・
☆マチャさん、いつもありがとうございます。
ファンクラブに入っていらっしゃるんですね!
人気アーティストのチケットはやっぱりファンクラブに入って、
少しでもゲットするチャンスを増やしたいですよね~。
私はファンクラブに入ってるのはスピッツのみなので、
他の方々のファンクラブはどんな特典や会報などがあるか気になります。
by ゆみっさ (2012-08-23 23:13)